全と個の話。

英雄物語では世界よりも愛するものを取る英雄が出てくることがあります。
全てを失っても大事な個を選ぶ。
それは美しい話でしょう。
しかし、そのために全を切り捨てては本末転倒なのです。

それでは、全をとるために、個を切り捨てるのはどうなのでしょうか。
崩壊しかけた組織のために、その原因の一つとなってしまった個人を切り捨てる。
それで組織は助かるかもしれない。
けれど切り捨てられた個人は?

崩壊を止めるのは忠誠でしょう。
しかし、終わりまで見届けるのも一つの忠誠でしょう。
全を取るのは組織のため。
個を取るのは良心のため。
どちらか片方しか選ぶことは許されない。

罵倒も呪いも、甘んじて受けるしかないのです。
それでも私は、全を選んだのですから。
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by skyred_eden | 2005-05-06 01:09 | 雑記
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